2016/06/12
「5月病」は聞いたことがある人が多いの
ではないでしょうか。5月の連休明け頃に、
おもに新入学の大学生の間で見られるこ
とから名付けられた心身の不調です。
ところが最近、特に社会人の場合、5月で
はなく6月に同じような状態になる人が増
えており、「6月病」と呼ばれて問題になっ
ています。
そもそも「5月病」も「6月病」も正式な病名
ではなく、
医学的には適応障害と診断されます。
なぜ、6月に心身の不調を訴える人が増
えているのでしょうか。理由として考えら
れるのは、新人研修期間を長く取る企業
が増えていることや、仕事のIT化・専門化
などにより、ベテラン社員も4月からの様
々な変化に慣れるのに時間がかかること。
その結果、ようやく慣れる6月に、たまった
疲れやストレスが、心身の症状となって表
れるのではないかと言われています。さら
に6月は梅雨に入るなど気候が不安定な
ことも、心身のダルさの要因になります。
起床や就寝、3食の食事時間は規則正し
く守りましょう。